ローン・クレジットカード・証券・FX・預金を比較/お金のことなら【まねぞう.com】
基礎知識カードローン口コミニュース返済シミュレーション借入診断Q&A

カードローン比較のまねぞう > お金に関する講義 > <初心者向け> お金を借りる場合の注意点

loan_206

<初心者向け> お金を借りる場合の注意点

 お金に関する講義

更新日:2015年8月24日 8,568 ローン

 

loan_206たとえば、家族や友人から1万円借りたとします。

 

翌日が給料日なら「助かったよ、ありがとう」といって1万円を返すでしょう。

何日か経ってから返す場合「遅くなってごめんね」といって1万円を返し、コーヒーの1杯でもお礼するかもしれません。

 

借りたことをすっかり忘れて「1万円返して」と言われてから返す場合、すでにあなたの信用はガタ落ちです。返すつもりだったのに返せなくなった場合、貸してくれた人に会わないように避けるでしょう。

 

家族や友人から借りる場合は、せいぜい貴方の評判が落ちるくらいで済みます。
しかし銀行や貸金業者からお金を借りる場合、返済状況によっては、貴方や家族の人生を大きく狂わすことになってしまいます。

 

今この文章を読んでいる貴方は、一生懸命生活している方に違いありません。
家族のため、自分の夢のため、友達との義理を欠かさないため、事業の資金繰りのためなど、
いろんな理由で今手持ちのお金が足りないだけだと思います。これからご案内する3つのポイントをおさえて、賢くローンを利用していただきたいと願っています。

 

1.返せる見込みが無い人、借金して借金を返済したい人は、行政の「家計相談支援」を

 

「ちょっと手持ちのお金が足りないから借りただけなのに、なんでこんなことになっちゃったんだろう?」

 

多重債務者の家計相談現場でよく聞かれるセリフです。みんな初めは「ちょっと足りない」なんです。返そうと思ったら別の出費が重なって、という不幸な偶然が積もってゆき、気がつくと利息が山になっている。決して浪費しようとしたわけではないんです。

 

だからこそ、返せる見込みが無いのに借りようとしていたり、借金して別の借金を返済したい人には、これ以上状況を悪くして欲しくないと思います。さらに借りて、状況が良くなる気がしないでしょう?返済期限までの一瞬だけしか延命できないって、わかっておられるはずです。
1人で抱え込まず、善意のプロに相談してください。

 

行政の家計支援相談は無料です。
「家計支援相談+お住まいの都道府県や市区町村(見つからない場合は近隣の地域)」でネット検索していただくと何かしらヒットします。
うまくゆかない場合は「生活困窮者自立支援」というキーワードに変えてみてください。

 

あるいはお住まいの地域の役所や役場の「福祉」とつく窓口に問い合わせれば、家計支援相談の窓口を教えていただけるはずです。住民税や国民健康保険料を滞納しつつある方でも、家計支援相談では丁寧に対応してもらえます。少しずつ、心に余裕を取り戻しましょう。

 

2.借金の鉄則「低い金利で少なく借りてとっとと返す」

 

銀行や貸金業者は基本的に、お金を貸すときの手数料で商売しています。
貸したお金に対して手数料をどれくらいの割合でもらうかを金利といい、その1年あたりの割合を年利とよんでいます。借りた金額×金利×期間が支払う手数料、つまり利息です。

 

例えば100万円借りたとしましょう。
貸してもらった手数料の割合が年利10%の場合、3ヵ月後にまとめて返すなら、利息は

 

100万円×10%× 3ヵ月  =2.5万円   というふうに計算します。

 

12ヵ月

1年後にまとめて返すなら、利息は 100万円×10%=10万円  となり、早く返した方が良いことがわかります。

 

一方、銀行にお金を預ける(銀行にお金を貸してあげる、と同じ意味)場合、今はどこの銀行もだいたい年利0.02%程度です。100万円を1年間預ける(銀行に1年間貸す)場合、銀行から受け取る利息は

 

100万円×0.02%=200円

 

です。実際には税金が差し引かれるためもっと少なくなります。

 

つまり、お金を借りれば借りるほど、金融機関が儲かるしくみになっているわけです。

 

貴方が一生懸命働いたお金が必要以上に業者に回収されるなんて、もったいないですよね。
ですから、低い金利のところから、必要最小限の金額を借りて、すみやかに返すことが重要なのです。

 

ところで、無利息期間のあるローンがあります。利息なしで業者が儲かるのか?と思いませんか?もちろん、商売になるから無利息期間を設けています。理由はいろいろあります。

 

・無利息期間に結局完済できず、遅延損害金や契約時からの金利を受け取れるから

 

・一度顧客として獲得できたら、次回もまた借りてくれるだろうし、次回がある可能性が高いことが経験的にわかっているから

 

・収入、勤務先、家族構成といった個人情報を取得できるから

 

などです。万一無利息期間に全額を返済できなくなりそうなら、返せる分だけでも返済するようにしたいものです。

 

3.目的別ローンとフリーローン

 

大きな買い物や出費が見込まれる場合、早いうちから積立貯蓄などで準備をするのが一般的です。しかし、マイホームの購入や建築資金を全額準備するには数十年かかることもありますし、準備していた金額以上に大学などの入学金や学費が必要になることもあります。

 

住宅購入、教育資金、車の購入など、使う目的が決まっているローンを目的別ローンといいます。キャッシングやカードローンよりも金利が格段に低いのが特徴です。
それはそうですよね。もし貴方が友人にお金を貸す場合、「子どもの教育資金にあてたい。証明書もちゃんとあるから10万円貸してほしい」というのと「生活費とかケータイ代とか、使い道は特に決まってなくていろいろなんだけど、10万円貸して」と言われるのでは、印象違いますよね。

 

後者の「使い道いろいろ」の場合、お金の使い方が無計画なんだろうな、返済してもらえるかどうかも怪しいな、と思いますよね。貸金業者も同じです。
だから万一に備えて金利を高くしておくんです。

 

借金に良いも悪いもありません。ただ、目的がはっきりしていないキャッシングやフリーローンを常に利用している方は、利息で相当損していることを忘れないでいてください。
これから利用する予定の方は、日ごろ本当に必要なものだけにお金を使っているか冷静によく考えて、無理のない返済計画を立ててから利用しましょう。

 

返済計画に自信が無かったり、余計な物にお金使っちゃったなと後悔する方は、暮らしのお金についてファイナンシャルプランナーに一度相談されることをおすすめします。
高い利息に比べれば、相談料金は安いもの、と思うのですが・・・。

この記事を書いた人

furukawa

古川 みほ

暮らしのお金の保健室代表 
ファイナンシャルプランナー、キャリアコンサルタント。
NPO法人日本FP協会CFP®(登録名:仲井間 美穂)
NPO法人FPネットワーク神奈川理事長、帝京大学非常勤講師。

ライフプランニングと家計の専門家として、総合的な視点から相談、講師・講演、執筆を行っている。多重債務者や生活困窮者を対象とする家計相談も引き受けている(生活困窮者自立支援法による家計相談支援員実践研修受講済)。

おすすめ記事

関連まとめ