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暮らしと預金②

いくら預金があれば安心なのか考える時、

自分の資産が幾らあるのかきちんと掴んでおく事はとても重要です。独立して生計を立てている方で資産を全く持っていない方は恐らくいないでしょう。車やバイクは勿論、衣類やパソコンも立派な資産です。只市場価値がいくらなのか、換金して手許にお金が残るものなのかは別問題ですが。

世の中には手持ちの資産は多いが反対の負債も多いと言う方がいらっしゃいます。
この資産負債を把握するツールに貸借対照(たいしゃくたいしょう)表というものがあります。今回はこの貸借対象表について簡単に御説明致します。

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<貸借対照表>

貸借対照表=B/S(以下バランスシート)とも言われます。企業の経理をされている方には必須の概念です。色々な使われ方をしますが、ここでは難しい説明を避けて個人の方が利用出来る様にごく簡単に説明します。

バランスシートは分り易く言えばそのストック(残高)を表示しているものです。ストックとはざっくり言って現金、預金等、土地や建物等の【資産】と反対に借入等の【負債】。

そして【純資産】(余り深く考える必要はありません)の3項目です。バランスシートは【資産=負債+純資産】の公式があります。この3項目と公式が分れば誰でもバランスシートは作成できます。

仮にあなたの会社が保有トラックが10台で時価相場4,000万円、保有現預金が1,000万円そして銀行長期借入金が2,000万円だとするとあなたの会社のバランスシートは【資産】:5,000万円=【負債】:2,000万円【純資産】:3,000万円となります。

このバランスシートの意味する事は「会社の資産を全て売却して負債を返済すると手許に3,000万円の現金が残る」と言う事です。

<個人の貸借対照表作成>

資産=負債+純資産】の公式に則り、左に資産の一覧表右側に負債の一覧表を作成します。この差額が今現在の自分の純資産という事です。差額(=純資産)がマイナスになった時は負債の方が多いと言う事、つまり全資産を売却しても借入しか残らないと言う事になるのです。

資産については、現金や預金、所有しているパソコンから車や家そして土地等を抜き出して記載します。金額は全て相場を調べて全て時価表示します。中古住宅についても出来る限り時価相場を調べます。負債についても住宅ローンや、クレジット等を全て記載します。
B/S作成して時価表示する事により自分の資産の実態や問題点が見えてきます。

資産の多くが中古住宅だったりすると債務の方が多くなる傾向があります。預金が少ないと感じたら、生活環境を変える等の工夫が必要かもしれませんし、逆に多すぎると感じるのであれば住宅ローン等の一部繰り上げ償還の検討等すべきです。

今自分の純資産がいくらなのかをきちんと掴んでおく事はとても重要で、バランスシートを常に意識して繰り返し今の預金の残高で良いのかどうかきちんと見直していく事が大切です。

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