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変動金利型定期預金

変動金利型定期預金という金融商品があります。

金利が満期まで確定していない金融商品です。今回はこの変動金利型定期預金をみずほ銀行の変動金利定期預金の商品内容に沿って御説明致します。

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<みずほ銀行変動金利定期預金>

【期間】3年【適用利率】指標金利+スプレッド金利α【利払方法】単利及び複利(法人の場合は単利のみ)複利型の場合は半年複利計算で満期に一括して支払【税金】20.315%の源泉分離課税【期日前解約の取り扱】解約のタイミングにより普通預金金利になったりして金利に対して一定のペナルティあり

【その他】①元本の支払いはみずほ銀行により保証②預金保対象の金融商品(以上平成27年3月22日付みずほ銀行HPより抜粋)ざっと商品説明を見てきましたが、元本保証や解約のルール等は、通常の定期預金と同じと思って差し支えないようです。

その違いはやはり適用金利です。【適用利率】指標金利+スプレッド金利αとありますが、『指標金利』とは、預入日又は利率変更日(預入日から6カ月後)におけるスーパー定期6カ月物の店頭表示金利となっています。又『スプレッド金利α』とは上の指標金利に上乗せされる金利の事で、預入日から満期まで一定とされているようです。

適用金利を具体的に見てみましょう。平成27年3月22日現在のみずほ銀行の100万円のスーパー定期の6ヶ月ものの適用金利は0.025%です。そして変動金利定期預金の金利は0.035%ですので、『指標金利』は0.025%で『スプレッド金利α』は0.01%である事が分ります。因みにみずほ銀行の100万円のスーパー定期3年物の金利は0.03%です。

重要な事はこの『指標金利』が変動して変動金利定期預金の適用金利が変動して行くと言う事です。金利が今後3年間でずっと下がり続ければ固定金利の3年物にした方が特になりますが、今後金利が変わらずか又は上昇して行くけば変動金利の方が得になるという事です(いずれも単利で計算)。

<変動金利か固定金利か>

通常今後の金利が上昇して行くと予想して行くのであれば変動金利が有利です。又下がって行くと予想するのであれば固定金利の方が有利です。みずほ銀行変動金利定期は自動継続も可能ですがスプレッド金利αは預入日によって変化するので、預けっ放しではなく半年毎に金利を点検する等注意が必要かもしれません。

この様に変動金利型定期預金は今後インフレ等で金利が上がった時の為に備える商品です。今の時代、定期預金の金利が少しでも高いからと言って、仮に10年物の固定型金利の定期預金にしていて、もし途中で金利上昇局面になったとしたら、中途解約しての預け替えした時の事を考えたらどうしても変動金利に比べ不利になりがちだからです。

この様に変動金利といった時には只単に変動するのではなくて【基準金利(変動)+α%(一定)】という形を取り、基準金利が動いたらその商品の金利が変動すると言うのが一般的です。

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