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銀行口座の売買

<新規預金口座の開設>

今の時期、勤務先から給料振込口座を作るようて言われ、初めて銀行や郵便局に預金口座を開設した新社会人の方は多いのではないでしょうか?新規の預金口座開設をする為には運転免許証等の本人確認資料を持参して、銀行に行き申し込み書類に印鑑を押印します。

この時運転免許証の住所が今実際に住んでいる住所と違ったり、運転免許証の名前の表記が微妙に異なっていたりする等して、色々面倒な思いをした事がある方も多いのではないでしょうか?どの金融機関も新規の口座開設には、ほんの些細な間違いも見逃さない様に神経を尖らせています。

アメリカでは口座維持手数料というものが存在していて、貧困層は通帳を持つ事が出来ない事がある、という事を聞いた事がありますが日本ではそんな事はありません。
しかし日本でも銀行口座を開設する事が出来ない人達がいます。反社会的勢力の人達です。反社会的勢力のリストに記載されている人は銀行口座を持つ事が出来ないのです。

昔の金融機関の本人確認は杜撰で、知り合いの銀行員がいたら印鑑さえ持って行けば全然違う名義で口座が開設出来たという話も聞きます。
しかし今の時代そういう事もあり本人以外は原則口座開設は出来ないのです。

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<通帳の売買>

通帳の売買は犯罪です。売る人も場合によっては刑事責任に問われます。「えっ?」と思われる方も多いかと思います。通常お金を支払ってまで他人から預金口座を買いたいと思っている人たちは、上述したように自分では口座を作る事が出来ないか、犯罪に使おうとしているのかどちらかの人達です。

普通の方法では通帳を持つ事が出来ない人達が、どうにかして自分の通帳を手に入れようと考えたのが通帳の売買です。つまり他人の通帳を買って手に入れてしまえばそこから足がつく事はないという事です。銀行はその所有する個人情報を、司法からの開示請求により開示する義務があります。

振込詐欺やオレオレ詐欺、又はヤミ金融等の振込指定にされた通帳の個人情報は直ぐに警察により開示されます。他人の通帳であればバレる事はありません。売買というのは有償で、つまり1つの通帳を○○円で売ったり買ったりするという事です。(1万円とか2万円とかが相場と聞いた事があります。)そう言う意味で通帳の売買は犯罪なのです。

過去大学を卒業して地元の銀行に就職が内定していた学生が、自分の預金口座を他人に売却したという事が発覚して内定を取り消された事件がありました。口座の売買が犯罪であるという事の意識は多分未だ希薄だと思います。

しかし万が一軽い気持ちで売った自分の通帳が、違法な高利貸しやヤミ金融の振込口座に利用されるとしたら、ちょっと考えて思い留まるのではないかと思います。

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