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預金窓口の事

<ゴトビとは>

銀行用語で良く使われる言葉に“ゴトビ”というものあります。
5日10日15日20日25日30日の事で“ゴ”と“ジュウ”からとったものと聞いた事がありますが、銀行の繁忙日と言われる日の事です。何故この日が繁忙日かというと諸説ありますが、企業の給料振込日や手形の期日にこの日を使ったりする事が多いからだといわれています。

それと色々な〆日にこの“ゴトビ”と言われる日を使ったりします。取引先への振込期限日だったりする訳です。あと銀行窓口では混雑が予想されるのは月末と週末です。一般のサラリーマンにとっては余り縁が無い事ですが、銀行の繁忙日の混雑ぶりは凄まじいものがあります。

勿論銀行の規模や支店によって全然違いますが。特に週末の金曜日が“ゴトビ”で更に月末と重なる様な日はその混雑は想像を絶します。ロビーにこれ以上人が入りきれない位にごった返しているという状態の支店を見た事があります。窓口に辿りつくのも一苦労です。

元々銀行の窓口は現金を扱う所ですが、現金を入れる“カルトン”と呼ばれるものが窓口にかなりの高さまで積み上がって行きます。端から見ていると良く「間違わないものだ」と感心してしまいます。

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<もしも勘定が合わなかったら・・・>

銀行の窓口は普通3時で閉まりますが、銀行の中では3時から勘定の締めを始めて行きます。現金であったり、伝票の枚数であったり入金と出金の金額であったりと全て合わせて行きます。銀行にも規模の違いや種類の違いはありますが、根本的な考え方はどこも似たり寄ったりだと思います。

口で言うのは簡単ですが、実際に伝票の数は繁忙日では千枚を超える事もあったりするのでこれを毎日合わせて行くのは、例え業務とはいえ至難の業です。「銀行は1円でも現金が合わなかったら家に帰れない」という話しを聞いた事があります。

現金が合わないという事は、どこかでお金を多く貰い過ぎたか少なく渡してしまった可能性があるという事なので、1円と言う事はあまりありませんが、現金が合わなければやはり徹底的に探します。そうして普通はどうにかして現金を勘定を合わせて帰るのですが、万が一合わなければ本店に連絡して「事故扱い」となります。

銀行は細かなポイントで支店を採点してランク分けします。「事故扱い」にも色々ありますが、こういう現金が合わないという事故は大変大きな「減点」となります。先に話した煩雑日は勘定の締めも遅くなりがちで、伝票の数が半端無く多くなりますから、やはり事故が起こる可能性もやはり多くなります。

窓口の中で行員が走り回っている様な支店は、大体こう言った事故が起こり易いと言われています。やっている事に無駄が多くスキルの程度にも問題があると思いますが。煩雑日は日時や支店によって全然違います。変な事故に巻き込まれない様にする為に出来れば事前に確認して繁忙日を避けて行くのが無難です。

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