定期預金比較のまねぞう > 預金の基礎知識 > お金の本質的な意味

お金の本質的な意味

<お金の歴史>

お金を預けると金利が発生するという仕組みは、一体いつくらいから始まったのでしょうか?紀元前2,000年ほど前、古代文明発祥の地メソポタミアでは、既に利子付きの貸出しが行われていたと言われています。

ハムラビ法典では銀の貸付利率の上限を20%迄と定めており、アリストテレスは「憎んで最も当然なのは高利貸し」と言ったそうです(久保田博幸氏牛さん熊さんブログ2011年09月29日金融の歴史より)。この様に人間の歴史はお金の歴史とも言える訳です。

お金そのもの歴史を見ると更に遡り、石や貝殻がお金であった時代もあるようです。
それがその内段々と、汎用性や耐久性のあるものに代わって行き金や銀になって行きました。そして紙幣の誕生です。

紙幣は中国の宋で発明されたと言われます。その紙切れ1枚に製造原価以上の価値を持たせるのは、国家の信用以外の他ありませんので、破綻した国の通貨は下落するのは当然です。戦後世界の基軸通貨はドルとなり当初は兌換紙幣として、1ドル当たり金○○グラムと交換比率を決めそのドル紙幣の価値の裏付けを取っていました。

そして同時に日本円はそのドルが1ドル当たり○○円と交換比率が決定されたのです。
時間が進み今では金の兌換制度は無くなり、ドルと円との交換比率も変動相場制となりました。つまり紙幣とは金等の裏付けがない為、価値そのものが常に変動するものとなったのです。

deposit_031

<預金はあればある程良い?>

入るを量りて出ずるを為す」という故事があります。お金を貯める方法は、収入を増やす努力をしそして、支出を出来る限り減らす、又はそれに見合った支出をするという事です。出典は「礼記」ですので、人々は大昔からお金を貯める事に関心があった証しです。

作家の立花氏は、お金持ちになるたった一つの方法は「収入を増やして支出を減らす。
そして貯まった資金を運用して増やす」事であると著書で述べています。今この低金利の時代運用でお金を増やすのは至難の業です。無理な運用をして僅かな資産を大きく目減りさせてしまったと言う話しをよく聞きます。

一体いくら預金があればお金持なのでしょうか?いえお金持ちになる必要は無く、いくら預金があれば安心出来るのでしょうか?長生きするリスクが最近叫ばれています。
将来の自分の貰える年金がいくらになるのかは、ネットで計算できますが、その額は将来変わらないのでしょうか?多分高い確率でどんどん減額になって行くものと思われます。

この様にお金の価値や、将来の予想される収入は日々変動していきます。
その漠然とした不安が知らず知らずの内に、頭の中にインプットされていて、「出来る限りお金は使わずに将来の為に取っておく」という発想になっているのではないでしょうか。

そうなると将来必要なお金の計算とか、その一部を運用するなどするとかではなく「将来のお金はあればあるだけ良い」となっているのが現状ではないでしょうか。

よく見られている関連記事

  • 預金の事件簿 <窓口一寸詐欺> 過去「窓口一寸詐欺」という事件がありました。概要はこうです。Aさんがとある銀行Bの窓口に行き、現金と小切手を差し出し預金をしたい旨を申し出ました。この時B銀行 […]
  • 預金窓口の事 <ゴトビとは> 銀行用語で良く使われる言葉に“ゴトビ”というものあります。 5日10日15日20日25日30日の事で“ゴ”と“ジュウ”からとったものと聞いた事がありますが […]
  • 当座預金は魔法の口座? <口座開設> 反社会的勢力以外であれば普通預金口座は誰でも開設出来ます。お金があろうとなかろうと、無職だろうと未成年だろうときちんとした手続きを踏めば誰でも普通預金を持つ事 […]
新生銀行