定期預金比較のまねぞう > 預金の用語集 > 預金封鎖

預金封鎖

預金封鎖とは、

金融機関に預けた預貯金の引き出しを一時的に制限することです。
預金封鎖を行なう目的は、金融機関の経営不振などによる噂より、実際に破産する状況でなくても、預金者の不安感により一斉に預貯金を引き出す事態が発生した場合、

金融機関の窓口の業務が滞るだけでなく、実際に預け入れた預貯金となる現金がその金融機関に派保管されていないため、預貯金を引き出すことができなくなり、却って引き出せない事態が悪い噂となって広まり、全ての預貯金者が預貯金を引き出そうと誘発し、元々健全で有った金融機関が本当の倒産を招くことになってしまうことも考えられます。

これらを取り取り付け騒ぎとも言います。このように実際に経営状態が悪くない金融機関において悪いデマや噂が立った場合、速やかに健全であることのアピールをしなければ、最悪の事態となることもあります。

今では、インターネットなどで一個人の情報があっと言う間に広まりますから、こういった情報を放置せず、きちんと把握した上で適正に対応することも必要となります。取り付け騒ぎは、日本だけでなく世界中で起きることがあります。2007年、イギリスの金融機関がサブプライムローン問題によって資金繰りの悪化が原因となり取り付け騒ぎが起きました。

日本においては、1927年に大蔵大臣による誤った発言が全国的な取り付け騒ぎを招き、その後、単なる噂話が誤解されたために豊川信用金庫やコスモ信用組合、木津信用組合、能代信用金庫、紀陽銀行なども取り付け騒ぎが起こりました。

deposit_064

実際に日本で起こった預金封鎖は、

終戦後、新円切替と同時に実施されました。預金者による引き出し量に制限と期限が設けられました。そのため、旧の円として預けていた預貯金は決められた期限までに引き出すことが出来ず、切り捨てられました。

この預金封鎖を体験したり見聞きした世代にとっては、預金封鎖は現実に起こりうる事態と考えられています。また1990年代のバブル崩壊によっていくつかの金融機関が破たんしたこともあり、預貯金の低金利や金融機関の不信感も影響し、金融機関に預けず自宅などで保管するタンス預金として眠っているようです。

海外においては、

1990年にブラジルで大統領がコロールプランという預金封鎖プランを発動しました。2013年にはキプロスにおいて預金封鎖が行なわれました。現在において、預金封鎖の噂が立っています。なぜなら預金封鎖によるメリットは、切り捨てられたお金が実質国の収入となるからです。

そのため、国債を大量に発行している日本においてはいつ財政が破たんするかもしれないという不安が常にあるからです。預金封鎖の防衛策としては、円の価値が下がっても自分の財産が確保するためには、円以外の資産を保有することです。

国内の金融機関を使ってできる資産形成は、外貨資産を株式を所有することです。この他にも不動産を所有することも有効な対策となるでしょう。

また、金などの貴金属などの積立するなどして保有すること、資産家の場合は歴史的に価値がある骨とう品や絵画などに投資することもあるようです。ただし、これらは必要となった時に換金できる可能性が低くなり、実用的ではありません。

よく見られている関連記事

  • Web通帳 Web通帳とは、 金融機関で口座を開設した際に発行される紙の通帳とは異なり、インターネットで金融機関にアクセスし、携帯電話やタブレット、スマートフォン、パソコンなどの画面上 […]
  • PIN PINとは、 PersonalIdentificationNumberの略称で、PINコードや暗証番号、個人識別番号とも呼ばれます。PINは、数字4桁で表わします。 PI […]
  • Pay-easy Pay-easyはペイジーと読みます。 ペイジーは、日本マルチペイメントネットワーク推進協議会が運営するシステムで、金融機関の窓口やATMなどへ出向かなくても、携帯電話やス […]
新生銀行