夫の給与振込銀行は、りそな銀行です。結婚して間もないころですが、まだその月の給与は振込されていなくて、夫が今まで積んでいた定期を崩して生活費に充てようと思いました。その時のりそな銀行の支店長さんが、たまたま義父の友人だったのです。窓口の私を見かけると、支店長さんが出てきて、「新婚ほやほやで崩したり、おろしたりするのはよくないよ。定期はもうじき満期になるからそのままにして、ご主人のカードをすぐに作ってあげるから、しばらくカードローンを利用したら。」と言われました。申し込み用紙を家に持ち帰って夫に相談すると、「そう言ってくれるんじゃ、そうしよう。」ということになりました。当時は、私も夫もあまり利子や返済のことは、わからなくて、満期前に定期を解約するのはもったいない、という支店長さんの言葉に従ったのです。カードローンは限度額が３０万円までついていました。さっそく生活費をひきおろしに行きました。すぐにすいすいお金がひき下ろせてとても助かりました。定期はあっても、普通口座にお金は全然なかったにもかかわらずです。また、審査もなくすぐにカードローンを作ってもらうことができました。特に返済したという記憶はないのですが、給料が入るといったん全額返済になりました。私も働き始めたので、生活費は私の給料でまかない、足りない分はカードローンを利用していました。そうすると夫の給与で残額がローン代よりも多くなり、いつの間にかカードローンで借りたお金は無くなっていました。こうして限度額まで借りたりそな銀行のローンは、返済できてよかったです。定期も満額の利子をもらうことができました。カードローンを作っておいて本当に助かったな、と思ったのは、その後引き落としの保険料や水道光熱費が、通帳に残額がなくても、引き落とされたことです。マイナスになっていると次の月は節約しようと思って、家計を引き締めました。そんなことを繰り返しているうちに、やりくり上手になっていったような気がします。