遠距離恋愛が切っ掛けでカードローンを作ったなあ、と思い出しました。私は名古屋から静岡の端っこまでの遠距離恋愛を始めたのですが、交通費が最低でも一万円掛かってしまっていました。社会人ならば一万くらいどうってことないだろう、と言われてしまうのでしょうが、デート費用は全て私持ちであり、遠距離恋愛のために頻繫に電話を行い、電話の通話料金が掛かってしまいますし、一緒のランチ代金、カラオケ代金、一緒にペアリングを購入したり、と交通費だけでは済まされませんでした。恋愛をしている間はとても夢中になっていましたし、別にお金の問題なんて大した事は無い、と恋人に会い続けていたらお金が無くなり、私はカードローン会社の門を叩きました。
カードローン会社についてはインターネットで基礎知識を蓄え、どこのカードローン会社が大手でお勧めなのかもチェックをしておいたので、そういった知識から一番最良だと思われるカードローン会社にしました。自分の住所や借り入れ希望金額やらを書き込み、銀行で通帳を作るのと同じように書類への書き込みを済ませて、審査の後にお金を融資してもらいました。最初は交通費のみの一万円を借り、その後も再び交通費のための一万円と、ランチ代と、奮発をしてホテルに宿泊をするためのお金、などなど借り入れは続きました。結局、距離とお金の問題で別れてしまった相手なのですが、カードローンでお金を借り入れてまで会いたい、と思うことはきっと当時の私は恋人と過ごしている時間が何よりも楽しかったのでしょうから、カードローンでお金を借りてまで会いに行った価値はあったのだと思います。結構甘酸っぱい思い出なのですが、カードローンでお金を借り入れする事について勉強ができましたし、普通の人が怖がり忌避をする借金をした事で、怖いもの知らずにもなりました。総額で金利を含めて４０万円くらいの借金があったのですが何事も無く完済ができています。