"私は沖縄県で生まれ育ち、高校生時代までを沖縄県で過ごしました。
私は高校を卒業したのを機に19歳の時に東京に上京して都内の杉並区という所に安い家賃の賃貸アパートを借りて一人暮らしを始めました。右も左も判らない大都会東京での一人暮らしは、当初は東京で見る物や聞く物全てが私にとって物凄いカルチャーショックの連続でした。東京の人達の歩くスピードの速さに私はまず最初に東京に着いた日にその姿を見て驚き、「自分もこんなに速く歩く様になるのかなあ」と呑気な事を思った事を記憶しています。そんな私でしたが、東京での生活は一人暮らしを始めた時から苦労の連続でした。苦労とはずばり「お金の苦労」です。沖縄県から19歳で単身で東京にやって来て、右も左も判らないままとりあえず下北沢の古着屋の店員のアルバイトの仕事に就きましたが、時給は800円でお昼休みの時間の時給は支給されなかった為に一日の私のアルバイト代は8時間労働で6400円という状況でした。そのアルバイトも週に4日しか入れなかったので私の月の収入は10万円ちょっとだったのです。そんな収入の状況で私は杉並区内の家賃7万円のコーポに住んでいましたので家賃を支払った後の3万円で全てをやりくりしなければなりませんでした。そしてその生活は半年も持たずに破綻してしまったのです。上京して半年後に光熱費も支払えない状況に陥った私は家の近所にあった「アイフル」のカードローンを利用する決心をして「アイフル」の無人契約機がある店舗まで自転車で向かい、無人契約機に私の運転免許証とアルバイト先の給与明細を提示して審査を受け、そして無事に審査が通って初回融資額の10万円を手にする事が出来たのです。あの10万円が「アイフル」のATMの機械から出て来た瞬間の喜びは今でも忘れる事が出来ません。その「アイフル」からキャッシングした10万円を手にした時に私は今まで食べる事が出来なかった東京の美味しい外食グルメをこれで思う存分食べる事が出来ると思い、本当に嬉しかった事を記憶しています。"