りそなプレミアムカードローン

 産まれて初めてカードローンを利用したのは、23歳の時でした。何も知らないフリーターだった頃なのですが、なぜか自動契約機からおこなった審査がすんなり通過してしまい、そのままわたしはカードローン地獄に陥っていきました。しかし、その当時は本当に世間知らずだったので、自分の身に何が起こっているのかをまったく理解していませんでした。「あれ？何でこんなに請求書が届くのかな？」「でも別に、緊急だったらもっと分厚くてやばそうな封筒が届くだろうから、まあいいや」と、その程度だったのです。借りたお金は全部、ブランド物と交際費に使いました。その頃は本当に遊びに目がなかったので、カラオケに友達を連れて行って、驕って、飲んで、洋服を買って…というその繰り返しだったのです。わたしはあっという間に60万円程度のお金を遣いきり、また契約機へ行こうとしたのですが、ポストを見るとその封筒の色がいつもと違っていました。何か、悪い予感を感じてその封筒を開けてみたのですが、中身は予想通りの「本件を裁判ができる部署に移します」といった旨のものでした。無知な23歳ですから、「裁判」という二文字にはさすがに怯えました。無知すぎたので法テラスの存在も何もわからず、ただその二文字に怯えて家を飛び出してしまったのです。その後、わたしは逃げに逃げた末に、仕方なくかくまってくれた知人男性から「借金とはどういうものか」「今後何をしていかなければならないのか」ということを教えられ、返済生活と同棲生活を同時に始めるこことなりました。今では、3カ所（UFJ、楽天、りそな）のカードローンを無事返済し、他の借金もどうにか返済できそうな状態です。とにかく、借金が膨らみすぎると元本がなかなか減らないので大変なのですが、それでも家族が頑張ってくれるので何も文句は言えません。今は、法律のことや世間のことなどをしっかり勉強するようになり、お金の知識にも少し強くなりました。今後も頑張って返済していきたいと思います。