割賦カード
割賦カードとは、支払いを複数回で行うことができるクレジットカードのことです。
そのため、日本で発行されているクレジットカードのほとんどが、割賦カードと呼ぶことができます。ただ、クレジットカードには色々な種類が存在しており、なかにはリボ払い専用カードといったクレジットカードもあります。リボ払いとは毎月決められている金額を返済していく方式のことで、若干意味合いの違ったカードとなっています。
割賦カードと実際に呼ぶ人はいませんが、
クレジットカード会社の一般カードは大抵が割賦カードです。一般カードはカード会社の代表的なカードとなっており、基本となるものです。分割にできる回数はカード会社によって異なりますが、最長では36回や60回となっているケースが多いです。
割賦による購入の場合には、必ず利息も払わなくてはいけません。
利息は金利と残高に応じて決まりますが、返済回数が多ければ多いほど、完済までに支払う金額が高額になります。割賦カードは手元に現金がなくても高額な商品も購入できてしまうため、お金の管理が下手な人は、多重債務に陥ってしまうケースもあります。
一般的に割賦カードによって破産へと進んでしまう人は、女性に多い傾向があるようです。女性は男性よりもショッピングが好きなケースが多く、ストレス発散などを買い物でするといった人も多いです。そのため、割賦カードの使いすぎで返済できなくなってしまうといったケースがあるのです。
また、最近では割賦カードを使って現金を作るといった人もいます。
総量規制という法律ができたことで、借金をしづらくなったために、お金を作るために割賦カードで金券などを購入します。それをすぐに金券ショップなどで売却すれば、購入した代金の9割程度で買い取ってもらうことができるため、こうして現金を作る人がいるのです。これをするようになってしまうと、ほぼ借金地獄から抜け出すことが困難となりますので、気をつけましょう。