後払い方式
後払い方式とは、商品を購入、もしくはサービスを受ける際の代金を後で支払う方式のことです。例えばデパートで何か商品をクレジットカードで購入するとします。
クレジットカードはカード会社が支払い代金を肩代わりして店舗へ支払ってくれ、後でカード会社に代金を支払うのですが、この方式は後払い方式となります。
この方式では一括で支払う方法と、分割で払う方法に分かれています。
クレジットカードだけでなくローンなども、この後払い方式になります。
ローンは基本的に一括ではなく分割で支払っていくかたちになりますが、商品を先に受け取ることが可能です。
ローンの利用で多いのが車や住宅ローンです。
自動車などは高額な買い物となるために一括で支払うことが困難なケースが多く、ローンを活用します。
この後払い方式では、利息が発生しますので一括返済するよりは多く支払わなくてはいけないといったデメリットがあります。
この利息は金利によって変わってきますが、
その金利はローンを利用する金融機関によって異なります。
利息制限法で上限金利は設定されていますので、それを超える金利に設定されることはありませんが、その範囲内で金融機関が自由に設定できる仕組みとなるのです。
自動車販売業者などはローン会社と提携しているケースが多く、手続きなども簡単に行えるものも多いですが、自分で銀行などに行ってローンを契約したほうが、金利が安いケースがありますので、そこは自分で調べて判断するのが良いでしょう。
後払い方式は最近では
クイックペイといった簡単決済システムもあるため、非常に便利で多くの人に使われています。コンビニなどのちょっとした買い物でも利用することができるために、お財布を持たなくても買い物ができるのです。こうした後払い方式があることで、より便利に買い物ができるようになりました。またクレジットカードの場合は利用明細などもインターネットで簡単に確認ができますので、家計簿を作成している人にとっても便利なのです。