信用承認
信用承認とは、クレジットカードにて商品などを購入する際に、加盟店がカード会社に利用できるかどうかの承認を得ることをいいます。
信用承認はオーソリゼーションとも言われており、カード決済時には必ずこの作業が必要となっています。
信用承認は機械にカードを通すことで
自動的にカード会社と通信を行って瞬時に行われますので、加盟店が特別何かすることはありません。ただ、信用承認の結果はほんの数秒で行われ、承認を得られなかった場合には当然ながらクレジットカードを使うことはできないのです。
承認されないケースとしては、カードの利用限度額がいっぱいであったり、有効期限が切れていたりなどがあります。また、紛失届けの出ているカードを不正に利用しようとした場合には、当然ながら使用することはできないでしょう。
今は機械に通すことで自動ですぐに信用承認が行われますが、
そんな機械がなかったころは直接加盟店とカード会社が電話で確認を行っていました。
しかし、毎回カード決済ごとに確認作業を行っていたら面倒なため、信用承認する金額を設定していたのです。○○円以上の利用時には信用承認を行い、それ以内の金額ならば信用承認せずにカード決済していたのです。
これだと仮に利用限度額いっぱいのカードであっても、利用することができてしまったのです。ただ、今は信用承認を行える機械がありますので、いくら以上から信用承認を行うといった決まりはなく、原則1円でも利用があるときには信用承認を行うこととなっています。しかし、野外などでカード会社との通信が行えないような場所でのカード決済をする際には、今でもカード会社に電話にて信用承認を行うケースがあるようです。
カードを通す作業は基本的に目の前で行うことが多いですが、
消費者の見えないところに行ってカード決済をするようなときには気をつけたほうが良いでしょう。スキミングと呼ばれるカード情報を不正に読み取る行為があるのですが、それによってカードを複製して不正利用する犯罪があるのです。よって、カードを渡しておくの方に消えてしまうようなときには、気をつけたほうが良いでしょう。