法人カード
法人カードとは、一般消費者が利用するのではなく、会社などに勤務している社員が使うことができるクレジットカードとなります。会社によっては遠方に出張に行く機会が多いことや、色々な場面にてお金を使用することがありますが、それらを会社のクレジットカードで支払うことができれば、経費を精算する面倒な手間も必要ありませんし、経費の人にとってもそれを精算したり、管理する業務もなくなりますので、負担が軽くなるのです。
法人カードを申し込みできるのは、もちろん会社単位でなくてはいけませんが、
会社がクレジットカードを作るわけではありません。
クレジットカードは個人の信用に対して貸付を行うこととなっていますので、あくまでカードを作るのは個人となるので、法人カードであっても個人名が記入されます。
ただ、当たり前ですが、支払いは個人ではなく会社が行います。
法人カードのメリットの一番は、
経費の管理がしやすく、人件費などもカットできる点です。
社員が何名在籍していようが、必要な枚数分だけ発行することが可能となっていますので、全ての経費をクレジットカードでの支払いにすることもできるのです。
そうすることで、1件1件手作業によって経費を処理していたものが全て必要なくなるため、それだけでも大幅なコストカットとなるのです。
また、経費の確認をする上でも、クレジットカードであれば、一覧ですぐに何がどのぐらい使われているか確認することができますので、管理といった部分でも便利なのです。
ただ、法人カードを作るには、大抵発行手数料が必要となります。
その金額はカード会社によって異なりますが、数百円程度が多いです。また、年会費などがかかるケースもありますが、そういった経費を支払ったとしても、法人カードを導入したことによるメリットのほうが大きいために、問題ないと考える企業が多いのです。