利用限度額
利用限度額とは、利用できる最大の金額のことです。クレジットカードにおいては、カードで支払いができる最大の金額のこと、キャッシングでは借りることができる最大の金額のこととなります。
この利用限度額は人によってそれぞれ異なるのですが、
まず申し込みをしてカードが発行される時点で設定されます。
これは、個人の収入やお仕事、これまでの取引状況などを加味して設定されるのですが、初めての取引となる場合には、信用がまだありませんので、比較的低めの限度額が設定されるケースがあります。
また、この信用は職業によっても異なっており、公務員や医者や弁護士といった職業は信頼性が高く、最初から利用限度額が高額になるケースも多いのです。逆に自営業者などは信用が低い職業とされていますので、限度額が低くなってしまう可能性が高いのです。
ただ、この利用限度額は信用に対して設定されていますので、
最初は低くても利用していくことによって信用が高まり、限度額が増額されることもあるのです。カード会社や消費者金融などは、多く利用してもらうことで利益を増やすことができますので、できるなら多くの人に多くの金額を使ってもらいたいと考えています。
そのため、毎月利用していて返済も問題なくしている人は優良な顧客としてもっと使ってもらいたいですので、利用限度額を増額するのです。もちろん信用が上がっても収入が少なく返済能力を超える貸付をすることはありませんが、返済できる見込みのある人に対しては、どんどん増額していくのです。
ただ、考え方として、利用限度額は利用できる金額なだけであって、利用しても良いとは限りません。これは個人の状況にもよりますが、生活している以上色々な支払いが生じると思います。経済的に苦しい状況にある中で、利用限度額いっぱいまで使ってしまうと、後々支払いが苦しくなってしまうこともありますので、利用は計画的にする必要があります。