偽造されても通用してしまうクレジットカード


埋め込み、ホログラムまでつけているのにどうして偽造されてしまうのか不思議です。

 

しかし、どんなに偽造防止策を徹底しても、カード情報をいったんスキミングされたらカードの偽造は容易です。ICチップが使えなくても実際のカード利用に問題はなく、ホログラムに至っては、確認をする方法を知っている人の方が少ないのではないでしょうか。そのため、カード情報を使用済クレジットカードの磁気ストライプに埋め込めば偽造カードが簡単にできてしまうのです。

 

偽造カードが利用されるのは、
4a307e6339b29737e96e9bac78_sクレジットカード自体が普及していない新興国や通販です。通販サイトによってはカード裏面のセキュリティコードや本人認証サービスで対処しているケースもありますが、対処しきれないのが現実です。

 

クレジットカードは情報が洩れたら偽造されると思っておいた方が間違いありません。昔、芸能人が自分の持っているクレジットカードの写真を雑誌に出して、カード詐欺にあったという事例があるほどです。

 

そのため、クレジットカード表面にエンボス状に表示されているカード番号や有効期限は絶対に他人に明かしてはいけません。また、店舗でクレジットカードの操作エラーが発生した際は、確実に出力された用紙を回収して自分で破棄するほどの注意深さが必要です。カード番号がいかに重要であり、一歩間違えば自分自身に被害が及ぶということを知らない人が多いことは残念です。

 

先進国では、
このように偽造されたクレジットカードは何らかの形でばれてしまうことが多いです。
クレジットカード利用の歴史が長く、カード自体の偽造の被害を経験している店舗も多いため、自己防衛の観点から偽造カードに対する注意深さは本物です。

これに対し日本では、クレジットカード利用時にカード裏面のサインの確認もしないため、偽造カードを使う側としては絶好のロケーションになっているのが残念です。

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