FX比較のまねぞう > 初心者向けFX講座
初心者の方の為に口座開設・取引の流れの前に、まずFXとは一体何を示している言葉なのかを、順番に詳しく解説していきたいと思います。
FXとは、外国為替証拠金取引(Foreign eXchange)の略称で、外為(がいため)の略称でも呼ばれています。
取引業者に証拠金を預託して、差金決済による通貨の売買を目的とした金融商品を示します。
「FXはギャンブル」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。FXはギャンブルではありません!
FXは、自分が持っている通貨価値が上がれば利益が出る取引になっています。
そしてその通貨価値が上がるか下がるかという2通りしかないのです。
ギャンブルは一か八かで行うものに対し、FXは投資です。
別の言い方をすれば「資産運用」です。
誤解を招かないためにも、"FXはギャンブルではない"ということを頭に入れておきましょう。
FXは為替を狙い事が目標です。
よって、「一体どのうように利益が生まれる?」に振れながら「為替差益」について解説していきます。
FXの利益は、例えばアメリカドルが1ドル50円で購入したとします。(つまり「1ドル50円の時にアメリカドルへと両替した」考えてください。)
その後、時間が経過しアメリカドルの価値が上がって、アメリカドルが1ドルにつき100円になりました。その時にアメリカドルを売って円を買う…つまり「アメリカドルから日本の円に両替した」と言う事になります。
よって、1ドル50円で買っていたアメリカドルが、売る時には1ドル100円になって1ドルにつき50円も高く買い取ってくれました。
1ドルに付き50円の利益、つまりこれが「為替差益が出た」と言う事になります。
これが「為替差益」と言い、FXを使用する上での最大の狙いとなります。
まず、1人1人の生活スタイルから、自分に合ったFXの取引先を探しましょう。
FXの取引スタイルは大きく分けて3種類で、長期間の投資、中期間の投資、短期間の投資があります。自分がどの投資期間を選択するかにより、FXのトレードに掛かる時間が大きく左右するのです。
人それぞれ生活スタイルがあり、FXに裂ける時間も職業・家庭環境などによって違いがあると思います。
なのでFXを始める前には、生活の負担を少しでも減らす事の出来る、自分に合った取引スタイルを決めておくと良いでしょう。
まずFX会社は数多くあるので、どこの会社で開設したら良いか迷う方も多いと思いますが、FX会社によって特色やキャンペーンも違うので、いろいろして自分にあったFX会社を探すと良いでしょう。ではさっそく流れを説明しましょう。
各サイト内にある「口座開設のお申込み」ボタンから情報入力画面に進みましょう。5分で程度で完了するので、時間もかかわらず簡単に開設手続きが可能です。
身分証明書を添付しよう
必要情報の入力を完了させると、なりすましなどのトラブルを防ぐ為、本人確認証をメールや郵便する手続きが必要になります。
なので、あらかじめ「保険証」や「免許証」、「住民証」など証明できる書類を用意しておくと良いでしょう。
郵送が面倒くさいという方はスマホ等で写真を撮り、メールに添付して送信するという方法もありますのでご安心ください。
あとは口座開設まで待ちましょう。大体1週間ほどで口座情報が確認できます。
口座の開設数が完了したら入金しよう!
入金方法は2通りあり、「銀行振込み」と「クイック入金」があります。
どちらか選択し、入金を完了させたらFXの口座資産が増えているかを確認しましょう。
入金を済ませたら、いよいよ取引開始です。
新規注文
FX取引は、新規注文を発注する事から始まります。
チャートや為替レートを見ながら予想し、上昇トレンドなら「買い」、下降トレンドなら「売り」というように、自分が希望する取引条件になったら発注します。
郵送が面倒くさいという方はスマホ等で写真を撮り、メールに添付して送信するという方法もありますのでご安心ください。
取引成立
発注した注文が約定されると、希望条件で売買が成立した状態になります。
この事「ポジション」と呼び、買いを「買いポジション」売りを「売りポジション」と言います。(※ポジションとは、外貨の持ち高(残高)のことをいいます。決済して利益や損失が確定する前の状態のことをいいます。)
口座に証拠金が残っていれば、複数のポジションを持つことができます。
決済注文
決済注文とは、ポジションを手仕舞うための注文です。
FXでは、ポジションの決済を出して利益や損失を確定します。
「買ってから売る」「売ってから買う」ことで、損益が確定します。
損益確定
決済注文が約定されると、その取引にかかった手数料やスプレッド、スワップポイント、為替差損益のすべてが合計され、その合計が今回の取引で生じた利益、また損失ということで確定します。
新規のポジションを持ち、それを決済する。という事を繰り返し、利益の拡大を目指していきましょう。