リボ払いはほどほどに
VISAカードで買い物をする際にちょっと金額が多くて、来月の支払ができないかもしれないと感じたらリボ払いを選択する例が多いです。最近は利用金額のすべてをリボ払いにするカードもあるほどですが、手数料がかかる点と支払期間が長期化するため、できるだけ避けるべきです。どうしてもリボ払いにするのであれば資金の余裕ができた際に残債を完済するという強い意志を持つことが必要です。
クレジットカードの決済方法は、一括払いとリボ払いに大別することができます。
一括払いは手数料もかかりませんし、支払日が最大1か月延びますから資金的にも有利な支払方法です。クレジットカードで支払う最大のメリットは、この支払日が1か月あとになるという点ではないでしょうか。これに対し手数料の必要があるリボ払いは、毎月の支払額が定額化され残額はカード会社から借入をしたのと同様の扱いになるので、支払期間が自分でも意識しないうちにどんどんと伸びます。
店舗によってはボーナス一括払いと言う支払方法もあります。
VISAからもボーナス時期の4か月ほど前からボーナス払いの宣伝をしているため、知っている人も多いでしょう。支払までの期間が長いので、ボーナスが出る前に買いたいものがある人はちょうどいいです。しかし、最近ボーナスを当てにできない会社も多いので、あまり頼りすぎない方がいいでしょう。また、決済日まで長期間かかるため、その間利用限度額が制限されてしまうことも覚えておいた方がいいでしょう。
クレジットカードの支払方法の基本は、一括払いです。
しかしカード会社も手数料収入が得られるため、リボ払いの宣伝に熱心です。
リボ払い専用カードの存在やそのキャッシュバック率の高さを見ればカード会社の熱意がわかるはずです。しかし、利用者にとっては支払額が増加するだけですから、あまりお勧めできるものではありません。
ご利用は計画的にという宣伝文句は消費者金融だけのものではなく、クレジットカードについても同様なのです。