開示申請
開示申請とは、クレジットカードの利用履歴などを管理している信用情報機関に、その情報の開示を求める手続きのことです。
クレジットカード会社は、カード会員の情報をCICなどの機関に提供することが義務付けられています。
全ての情報を提供するわけではなく、利用に関する履歴や、過去に起こしたトラブルなどの内容に関して情報を提供します。
そしてその情報は機関が管理しているのですが、クレジットカード会社から申請があった際にはその情報を提供することになっています。
そうすることで、カード会社は問題のあった会員に関してはカードを発行しなかったり、利用を制限、最悪の場合には強制解約などの処置を取るのです。
こうした信用情報というのは、
実はクレジットカード会社だけでなく個人でも開示申請することができるのです。
カードを作ろうと思ったが、何社受けても審査を通ることができないといった方もいます。そんな方は何かしらの理由があると思った方が良いため、その原因を探るためにも開示申請をして、自分の情報がどのようになっているかを確認しましょう。
もし過去に債務整理や延滞などをしている場合には、どこの金融機関にカードの申し込みをしても審査が通ることはありません。ただ、登録情報というのは永遠に保管されているわけではないために、期間の経過とともに情報が抹消されます。
そういった方はある程度期間が経過したあとに開示申請を行い、消えていることを確認してからカードの申込をすると良いです。
CICの開示申請の方法についてですが、
郵送や窓口での申請の他にインターネットでも簡単に行うことができます。
まずは電話を最初にかける必要があるのですが、その際に受付番号を取得します。
その番号をインターネットで入力することで、信用状態について記載されているファイルをダウンロードすることができるのです。ただ、
この情報は無料で得ることはできずに、1000円の手数料がかかります。
