総合割賦
総合割賦とは、クレジットカードを利用して購入した商品を、割賦で支払うことです。
あまり割賦という表現をする人は少ないですが、要するに分割して支払うことです。基本的に割賦にて商品を購入する際には、その都度信用調査を行って契約を結ぶショッピングクレジットが多いのですが、総合割賦は購入するごとに信用審査を行うのではなく、利用限度額の範囲内であれば、何を購入しても良いという仕組みとなっています。
クレジットカードは入会時や限度額を増額する際などに、信用審査を行っています。
その結果を踏まえて限度額を設定していますので、利用のときには審査をしないのです。
とはいえ、クレジットカードの支払い方法は
いくつか選択することができるため、1回払いなどは総合割賦にはなりません。割賦はあくまで分割での支払い方法のことですので、2ヶ月以上、3回以上で支払っていく方法が総合割賦となるのです。
クレジットカードは単純に分割回数を決めて支払うタイプと、毎月決まった金額を返済していくリボ払いなどがあります。
リボ払いは多くのカード会社が勧めている支払い方法で、なかにはリボ払い専用のクレジットカードも多く存在しています。また、割賦での支払いでは手数料がかかります。
クレジットカードを発行した際の契約書などに、その手数料の額などが明記されているのです。
また、総合割賦には総合割賦購入あっせんと、総合割賦販売の2つがあります。
どちらのタイプでも分割で支払っていくのは同じですが、自社のカード以外で商品の販売をすることをあっせんと呼び、商品を売る会社が発行しているカードで割賦販売することを総合割賦販売と呼ぶのです。
総合割賦購入あっせんを行う場合には、省庁への登録が必要となっているため、法人だけが行える方法となっています。こういった割賦販売ができたことによって、消費者はより商品をより購入しやすくなりました。