クレジットカードと銀行はどのような関係なのか
世の中には、「クレジットカードを使うことはできるけれど、銀行とクレジットカードのつながりがいまいちよく理解できない」という方も多く存在します。
そういった方は、加盟店と利用者の関係や、利用者とクレジットカード会社の関係なども理解できていない場合が多いのですが、実はこういった会社と会社の関係は非常にシンプルなものになっています。一度双方の関係を理解できれば、クレジットカードへの理解もより深まるので、「まだクレジットカードと銀行の関係が理解できていない」という方は、自分で図解を作りつつ、勉強してみましょう。
まず、クレジットカードというのは
利用者ありきのものであり、加盟店ありきのものでもあります。
カード会社は加盟店と加盟店契約を結ぶことで双方にメリットをもたらしていますし、利用者側はクレジットカードと会員規約を結ぶことで支払いを代行してもらうことができます。
利用者は、加盟店と売買契約を結ぶことでポイント付加や料金割引などのサービスを受けることができますし、三方がメリットを受けることができるような仕組みがきちんと成立しているのです。
また、クレジットカード会社と関係を結ぶには
支払い口座が必須なのですが、銀行の口座はこういった三角関係のまん中に存在しており、支払い口座がないとこれらの三角関係も成り立たないようになっています。
つまり、クレジットカード会社は支払い口座ありきのものであり、利用者も加盟店も、
銀行という存在がなければ機能しないものなのです。
銀行の口座が凍結してしまえば、クレジットカードもじきに使えなくなりますし、
クレジットカードはそもそも支払いのための口座(普通口座など)がないと利用できないアイテムだと言えます。銀行というのは、カード会社にとっても利用者にとっても、加盟店にとっても重要な存在なので、それらの関係を理解しておくと、クレジットカードの仕組みがより理解できるようになるのです。