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とても危険!?リボ払いするくらいならカードローンを使え!

 お金 , お金に関する講義

更新日:2016年12月19日 8,212 ローン

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最近では可愛いキャラクターやCMで知名度も高くなったリボ払い。(正式名称は「リボルビング払い」)

買い物をした後からリボ払いに変更できたり、リボ払いならポイント2倍!など魅力的なサービスもよく耳にしますよね。

しかしこのリボ払い、安易に手を出すと大変な事になるのはご存知ですか?

結論から言うと、リボ払いを使うくらいならカードローンでお金を借りる方が後々、絶対に楽になってきます。

 

そもそもリボ払いとは?

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リボ払いとは、基本的に指定した一定の金額を毎月支払うという方法です。

その際、手数料も支払う事になりますので厳密には、一定の金額+手数料を支払うという事になります。

例えばクレジットカードで10万円の買い物をして、毎月5,000円ずつのリボ払いを選択したとします。

一括払いの場合は翌月に口座から10万円引き落とされますが、リボ払いの場合は5,000円と手数料が引き落とされるという仕組みです。

一気に支払いをしなくて済むので、お財布の負担が減る。というメリットがあります。

分割払いと似ていますが、支払い回数を固定されるのが分割払い、月々の支払い額を固定するのがリボ払いとなります。

 

損をするようには見えないけど…リボ払いってどこで損するの?

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それはずばり手数料です。

とても便利!と思うかもしれませんが、手数料とはつまり金利の事を指し、リボ払いの金利はカード会社によって異なりますが大体年率15%~18%に設定されている場合が多いです。

カードローンやキャッシングを利用した事がある方なら分かると思いますが、この金利は決して安くありません。

 
また、リボ払いで毎月支払う手数料は下記の計算式で決まります。

利用残高×手数料率÷365日×30日
(30日ごとに支払う場合を想定しています。支払い間隔が25日の場合は利用残高×手数料率÷365日×25日となります。)

つまり、利用すればする程、手数料(金利)が上がっていく…という事になります。

 

それだけじゃないぞ!リボ払いの落とし穴

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手数料(金利)が高いのも大きなデメリットですが、リボ払い一番の問題は何と言っても「借金をしている意識があまり感じられない」という所ではないでしょうか。

そもそもクレジットカード自体が借金になるわけですが、皆さん日常的に利用しているのであまり借金という感覚にはなりませんよね。

カードローンや〇〇ローンのようにローンと付くと借金を意識する方も多いと思いますが、クレジットカードですと気軽に利用できるイメージがあります。

とは言え、一括で買い物をし、翌月に支払いをしている分には「使いすぎてしまったな」とか「今月は節約しよう」など自分のお金の流れを把握出来ますが、リボ払いはそうはいきません。

 
リボ払いですと月々の支払いは少ないので使い込んでいる感覚が薄れ、更にリボ払いを重ねてしまう可能性があるからです。

リボ払いを重ねてしまうと、厳しい言い方になってしまいますが、もうどうしようもありません。

手数料(金利)はかさみ、借金の残高はいくらであと何回返済すればいいのか…という事が把握出来なくなってきます。

 

具体的に計算してみるとその恐ろしさが分かる!

延滞

例えば毎月3万円をリボ払いで支払うとします。

金利手数料は15.0%で毎月1万円の支払いという設定にします。

まず1ヶ月目…
借金…3万円 利息…369円 支払い…1万円

この調子で計算していきます。

2ヶ月目…
借金…5万369円 利息…620円 支払い…1万円

3ヶ月目…
借金…7万990円 利息…875円 支払い…1万円

借金が膨れ上がっていくのに比例して利息もどんどん値上がりしていきます。
 

この生活を続けたらどうなるでしょうか?

少し早送りして1年後の借金・利息・支払い額を見てみたいと思います。

12ヶ月後…
借金…26万8404円 利息…3309円 支払い…1万円

毎月3万円ずつリボ払い、つまり借金している事になるので借金の額はどんどん膨れ上がっていきます。

それに対し支払い額は1万円なのでいつまでたっても借金を減らす事ができません。

 
ちなみに、この生活をこのまま続けると2年後には借金は50万円を超え、利息は7000円以上になります。

3年後は利息が1万円を超え、利息も支払いきれずもはや永久に借金が減らないという腐のスパイラルに陥る事になります。

また、リボ払いは一度設定するとカードによってはその買い物以降も自分の知らない所で自動的にリボ払いに設定されてしまうケースがあります。

リボ払い専用のカードなんていうのもカード会社によってはありますから、本当に注意が必要です。

「そんなに毎月リボ払いで買い物なんてしない」と思う方もいると思いますが、先程も説明した通り、リボ払いはお金を使い込んでいる感覚が薄れてしまう可能性が大いにあるので、この様に借金を重ねてしまうケースは決して珍しくありません。

 

リボ払いって総量規制の対象?

総量規制

リボ払いはお金を借りたわけでないと言っても、個人の信用で支払いを先延ばししているのでキャッシングと変わりありません。

しかし結論を言うと、ショッピングは総量規制の対象にはならないので、リボ払いは総量規制の対象外となります。

総量規制の対象外という事は年収の3分の1以上の金額を借りられるので、メリットと言えばメリットですが、残高がいくらか分かりずらくなるリボ払いにとってはそれ程怖い物はありません。

 
気付いたら後戻りできない所まで残高が膨れ上がる可能性があるのですから。

 

リボ払いを使うくらいならカードローンでお金を借りる方が絶対にお得!

businesswoman take a credit card and go shopping in hon kong, asian

最初の話に戻りますが、改めて言います。

リボ払いにするならカードローンでお金を借りて支払いを済ませた方が絶対にお得です!

低金利で借りられるカードローン」←こちらのページを確認して頂ければ分かる通り、カードローンの中には低金利で借りられるものもあります。

それに加え、最近では「 無利息期間付きのカードローン」もありますので、手間はかかりますがリボ払いをするよりもこちらを利用した方が断然お得というわけです。

また、「 消費者金融のカードローン」ならば比較的、即日で借りやすいのに加え家族や職場にバレないよう、コールセンターの方が配慮してくれるので安心して申し込みを済ませる事ができます。

 
もちろん、カードローンの契約をしても必ずお金を借りなくてはいけない。なんて事はありません。

あくまで緊急用の保険としてカードローンのカードを作っておくのも手だと思います。

 

長い目で考えて!

買い物金額が少額だったり、返済期間が短いとリボ払いもカードローンも対して差は無い。

と感じてしまうかもしれませんが、返済期間が長くなるほど…利用残高が高くなればなるほど…その差はどんどん大きくなっていきます。

首が回らなくなる前に、長い目で考えて利用する事を心がけるようにしてくださいね。
 
 
 

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