2016年03月03日更新
中長期的な投資中長期投資は私自身が推奨をいたしますが
中には資金が寂しいのでデイトレード等をやりたいという方もいらっしゃると思います。
もちろん、デイトレードをやるか、否かは何度も書きますが投資の基本は自己責任です。
中長期投資を推奨するわけは
人間は長い、長期的な予想は誰でも予想がつきます。たとえば、人にあいさつもできない人が社会人になって成功するかどうかの予想は、誰もが難しくないのではないか、と思うのです。
中にはとんでもない才能を持っていてインターネットの中でやっていたら、人にあいさつもできなくてもきちんと社会的に成功した人もいるかもしれません。しかし、一般的には人にお会いしてあいさつもできない、ありがとうも言えないような人では社会での成功は厳しいと言わざるを得ません。
ですから、社会の法律ではなく、道徳的な面においてルールを守れない人は成功ができないと誰もが思い、大体、その予想が当たるのも株価の予想と一緒なのです。根本的に存在の意義が間違っている会社も上場会社にはたくさんあると私は個人的には思います。
これには反論等もあるとは思いますが、私は上場したことによってたくさんの人に迷惑をかけた会社も知っています。その会社がその後どうなったのかも、よく知っていると申し上げておきます。
法律上は会社のことを、法人といいます。
簡単に言えば、法律上は人ということです。ですから、会社にも人格があり、普通の人間と同じように人のお役に立たなければいけないという義務が法律には書いていませんが道徳上あるのです。
そういう観点からみれば、株価の予想は簡単にできます。
社会のために役立っている会社を、やはり探すのが株式投資成功への第一歩だと思います。
それが、明日の株価、1週間後の株価と言われると誰も正確に予想できるとは思えません。
確かにITの発達により、私などは明日の株価はこのくらいになるよ、と簡単に予想して周囲を驚かせることはしょっちゅうありますが、大した儲けにはなりません。
考えてみてください。アベノミクスの始まる前の2012年の夏ごろの株価を。
そのときと今では株価は2倍以上、ドル円相場は1.5倍になっています。
ということは、株式市場で選ぶ銘柄によっては投資額の3倍、4倍になってもおかしくないのです。
その金額までデイトレード等でもうけなさい
と言われても私にはできません。もちろん、一部の才能のある人間にはそれは可能ですが私のような一般的な才能しか持ち合わせていない人間にはそんな金額をデイトレードで儲けることができないのです。一部の才能のある人間の言葉、デイトレードは儲かる、という言葉を真に受けて一生懸命、
デイトレードをやる人間をよく見かけますが、見るたびに本当に大丈夫なのかな、と思います。
最後にひとつだけ申し上げておきます。2000年ごろからデイトレーダーは存在しています。
しかし、必ず、2-3年で消息を聞かなくなります。そしてまた新しいデイトレーダーが生まれて消えての繰り返しです。