2016年03月12日更新
セミナーについて百聞は一見にしかず。
本物の迫力はそれをなんでも凌駕すると思います。
株式投資を始めるみなさんのお手元にはたぶん、たくさんのセミナーのご案内や気になるセミナーがあると思います。
正直に話しますと
私は金融マンの現役のころに何本のセミナーの講師として皆さまにお話しした経験のあるものです。インターネット上でも、何本もの音声インタビューの声を皆さまにお流しをいたしました。
もう、インターネット上での音声の配信はなくなったと思います。現役を退いて何年も経ちますので。
なぜ、セミナーは大事なのかといえば
本当の生の声で聞く説明とこういった文章で書く説明は迫力が全く違うのです。
私はセミナーの講師は何度もしていますが、逆にセミナーの受講生になった回数がその10倍はあると思います。そこで、何を感じ、何を学んだかはインターネット上で学ぶ1000倍以上のこと、書籍で学ぶ100倍以上のことを学びました。
実際に私が普段から感じていることをこうやって書いていくと、あれも書きたい、これも書きたいと思って文章が非常にまとまらなくなります。毎日、市況のコメントを電話インタビューで答えていた時期もありますが、毎日となると非常につらいものですが、月に数回という程度でしたら投資家のみなさんに伝えておきたいことは山のようにあります。
なぜ、伝えたいと思うのかは簡単です。
私の経験値や失敗談でみなさんが少しでも失敗をしてほしくないという純粋な気持ちからなのです。
こういった、セミナーの講師等になる方は
それなりの実績を残していますので、本当に勉強になります。私は何も実績は残していないのですが単に話が面白くてセミナーを行うと必ず固定のファンがその会場に現れるということで呼ばれていたのだと思います。
自慢話で恥ずかしい限りなのですが私が社会人になったころ、金融危機前でした。そのときに私は営業マンとして喝破していました。この国の銀行は数年後には、みな倒産の危機に陥ると。それが山一証券や北海道拓殖銀行が倒産し始めると周囲の見る目がかわってきました。
インターネットもないころからそういうことを平気で言っていたので、周囲からよく当たる営業マンとして注目を浴びていたからこういったセミナーの末席に招待をされたのだと思います。
こういった、セミナーの場では必ず、絶対、インターネットやオフィシャルの場で話せないことを講師は必ずお話をします。相場の予想かもしれません。その話が当たろうが、当たるまいがそれは必ず、みなさんの投資人生の必ず血となり肉となります。でも、その予想は間違いなく当たります。
でも、考えてみれば当たり前のことを断言しているのにすぎません。その人となりを見てどういう考え方をしているのかをよく観察してください。本当の投資家という人間は極めてまともな人間ばかりです。汗水たらして働いていないとみなさんいいますが、人間的に立派でないと投資家は務まりません、と、断言して最後の言葉としておきます。