BINコード
クレジットカードには、基本的に16桁からなる番号があります。なかには14、もしくは15桁のクレジットカード番号もありますが、この数字の最初の6桁は、BINコードと呼ばれています。このBINコードで、クレジットカードを発行している会社を識別しているのです。
BINコードはわかる人が見ればどこの銀行か、どこの会社か判断できますが、
普通はこの番号について特に疑問を抱かないでしょう。
ただ、知っておいて特に損はありませんので、簡単に説明します。
まず最初の数字が3からはじまる場合には、アメリカンエキスプレス・ダイナース・JCBとなります。また、4からはじまる数字はVISA、5はマスターカード、6はディスカバー・ユニオンペイといったかたちになります。
クレジットカードにはこのようなBINコードがあるのですが、
ここ数年多く見られるようになってきたのが、デビットカードです。見た目はクレジットカードと全く変わりませんが、その使い道はクレジットとは違います。
デビットカードは、使用すると即座に登録してある預金口座から引き落としがかかります。クレジットカードは支払いを代わりにしてもらい、あとで返済する方式ですが、
デビットカードは自分の口座から直接支払われることになるのです。
こうしたデビットカードを使用する方が増えています。
特にお金の管理が苦手な人には良いでしょう。クレジットカードには限度額が設定されていますが、この限度額の範囲までならいくらでも使用ができます。そのため、自分の預金額以上のお買い物をすることもできてしまい、あとで返済に苦労するといったケースもあります。
そういったことを防ぐためにも、デビットカードは有効なのです。
自分の所持している金額以上のお買い物はできませんので、マイナスになることがないのです。お買い物の際にわざわざ銀行へ行ってお金を下ろすといった手間もかかりませんので、便利なのです。