クレジットカードの支払いについて?他者の借り入れの保証人になった場合?
クレジットカードの保証人になってしまっている場合は、他者の借り入れを支払う義務が生じるので気をつけなければなりません。
世の中には、困っている人を見捨てることができずにそのまま、保証人の捺印を捺してしまう人がいるのですが、保証人になるということはその人が作った借金を支払う義務が生じるということなので、できるだけサインも捺印もしてはいけないのです。
ちなみに、保証人になることを友達や知人に気軽に頼める人というには、既に誰かに借金を被せた経験のある人が多く、その経験から味を占めているパターンが非常に多いので、気軽に「保証人になってくれないかな」などと言ってくれる人にはかなり注意しなければなりません。
親族の中に、
保証人というものを軽く考え過ぎている人がいて、その人物の影響を受けて色々な人に保証人になることを頼んでしまうような人もいるのですが、やはり保証人になることというのは気軽に相手に頼めるようなことではないのです。
ですので、もし誰かに保証人になってほしいと思っていたとしても、保証人になってほしいなどと相手に気軽に頼むべきではありませんし、頼む相手は親戚にするのがベストです。友達や知人でも保証人になってもらうことはできるのですが、いざ自分が払えなくなったときにその人との縁が途切れてしまい、噂を流されてその地域で生きていくことができなくなってしまったりするので、できるだけ保証人を頼む場合は相手を親戚にしておくようにしましょう。
また、世の中には親戚のほぼ全員に何らかの保証人になることをお願いしてしまうような人も多いのですが、相手は大体の場合、保証人になることに大して「いつか恩義に報いてくれるはず」といった気持ちを抱いているものです。
つまり、いつかはお礼をしてもらえると思って保証人になっているので、何もお礼をしないまま過ごしてしまうとなると、それによっていざという時に非常に冷たくあたられてしまうことになってしまうのです。
もし相手が子どもだった場合は、
実家に帰ってこなくなることもあり得ますし、子どもというのはだんだんと、
自分の置かれている立場を理解していくものです。
「この子はまだ社会的信用がクリアーな状態だから大丈夫だろう」などと思いこんで、
相手が何も知らないのをいいことにローンを組んだり、保証人にしてしまったりすると、子どもがいつかそれに気づいたときに親御さんを恨むことになるので、相手が子どもであっても勝手に保証人にしてはいけません。
世の中には、本当に子どもを勝手に保証人にしてしまうような人も多いのですが、
他者の借り入れの返済に積極的に応じる人というのはまず、存在しません。
むしろ、借り入れた額を返済せず逃げた場合は、保証人から見放されるのが当然なので、できるだけ保証人にする相手はパートナーか親にしておくようにし、何も知らない子どもを保証人にすることだけは避けるようにしましょう。