どうしてこんなに早いのか
カードローンと違いクレジットカートが緊急に必要になるというケースは多くありません。
申込がしやすいこともあり、成人の方であれば大体1枚か2枚はクレジットカードを所有していることが多く、海外旅行に行くため急にクレジットカードが必要になる事は少ないのです。
しかし、申込をしてからカードが手元に届くまでの時間があまりに長いのも考えもので、少しでも早い方がいいという顧客側の声も無視できません。結果として最近では、スピード発行と称してオンラインで申込をすると審査をして、その日に発送の手続をすることが増えてきました。
また、最近ではショッピングセンター等のハウスカードも増えてきましたが、
信販会社によってはその場でカードを発行してしまうケースがあります。
カードの発券機があればできないことはないので、カード会社の営業所がショッピングセンター内にあれば可能なのです。百貨店系の信販会社でこのようなサービスをしているケースがあります。とはいえ、ここまで早いと審査はどうしているのかと疑問に思います。カードローンよりは審査は甘いものの、何もしていないわけではないのです。
クレジットカードに限らずカードローンも同様ですが、
信販会社や銀行の審査はコンピューター審査になっています。審査は申込者からの申請内容と個人信用情報機関のデータをマッチングさせて行うのですが、最近はWEB上の申込が増加しているので、コンピューター審査になじみやすいのです。そのため、審査自体は30分程度あれば余裕で終了します。金融事故の履歴が残っていたり、一時期に集中して何枚も発行するようなことがない限り、クレジットカードの審査に落ちることは少ないので、カードはスムーズに発行されます。
ここまでスピードアップする必要は通常ありませんが、ショッピングセンターのハウスカード発行は、顧客の気が変わらないうちにカードを発行して買い物をしてもらう必要があります。スピード発行にもそれなりに理由とメリットはあるのです。