還元率の高いクレジットカードを探してみた
いまやクレジットカードを持っているのは当たり前の時代となりました。複数枚所有している方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
一度加入したらずっと同じクレジットカードで支払いを続けることは、手間を考えると時間の節約にはつながります。
しかしながら、果たしてそれが本当に合理的かと言われれば疑問符がつきます。
今回は、還元率の高いクレジットカードを探してみました。
今使っているクレジットカードよりも還元率が高いカードがあるかもしれません。
もちろん、その他のメリットも考慮しながらといえますが、今使っているカードでは何か損していると感じた方は、クレジットカード加入の見直しをするとよいかもしれませんよ。それでは具体的に見ていきましょう。
■もっとも高い還元率は2%
クレジットカードの還元率は、一般的には0.5%が標準といわれています。
これは、100万円の買物をすれば、5,000円分の商品券などがもらえることを意味します。しかし、世の中には還元率が2%という非常に高いクレジットカードが存在します。
それはリクルートの「リクルートカードプラス」になります。
年会費が2,000円かかるものの、還元率は他のカードよりも高く2%。
つまり、年間で10万円分以上の買物をすれば年会費以上の還元が得られるのです。
もし、年間で25万円の買物を行なえば5,000円分が還元されます。
つまり、一般的なクレジットカードで100万円買物を行う場合と同じ還元になります。
買物をすればするほど他のカードとの還元の差が広がっていきますので、こんなお得なカードはなかなかないと思います。
ちなみに、年間で100万円分利用すれば、還元は20,000円になります。年会費を差し引いても18,000円が還元されます。これに対して一般のカードでは同じ100万円を利用しても5,000円の還元となります。明らかにリクルートカードプラスの方が得ですよね。
なお、年会費を支払いたくない方は、「リクルートカード」もおススメです。
これは年会費無料の代わりに、還元率はやや低めの1.2%となっています。といっても、これでも一般的なカードと比較すれば十分高い還元率です。
■他にも還元率が1.5%のカードがある
この他にも、還元率の高いクレジットカードが存在します。それは、レックスカード。
還元率は、2015年12月請求分以降で1.5%。しかも1年目の年会費無料で、2年目以降は50万円以上利用すれば無料となります。
漢方スタイルクラブカードも、2015年12月請求分以降の還元率は1.5%と高水準。
初年度は年会費が無料です。
こうしたクレジットカードのよいところは、一年間でクレジットカードによる買い物を多くする人が得すること。今保有されているクレジットカードよりも魅力と感じた方は、
こうしたクレジットカードの加入を検討されるとよいでしょう。
この記事を書いた人
伊藤 亮太
スキラージャパン株式会社取締役 CFP
慶應大学大学院商学研究科修了後、証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、独立系FPとして、資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。金融庁、日本証券業協会、投資信託協会、大阪取引所、東海労働金庫、SBI証券、スルガ銀行、紀陽銀行などで資産運用講演多数。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師