ポジティブ情報
ポジティブ情報とは、クレジットカードの信用情報において、ネガティブ情報がない状態のことをいいます。ネガティブ情報とは、クレジットカード業界では、信用状態が悪い人のことをいいます。基本的に個人の信用状態は、個人信用情報機関にて情報を管理されています。
例えばクレジットカードの支払いが何度も延滞している人は、その情報をカード会社から信用情報機関に送ります。その情報は機関にて記録され、管理されています。
請求があればその情報を開示したりすることで、カード業界全体で共有しているのです。ネガティブ情報には色々な種類があり、例えば過去に金融事故を起こした人の記録などがあります。
債務整理などをした人は長期間その情報を保存されており、その間は新しくクレジットカードを作ることができなくなります。たとえ違うカード会社に申し込んだとしても、その情報は信用情報機関にて確認することができるために、審査に通らないのです。
ポジティブ情報はこういったネガティブ情報がない人のことなのです。
ただ、先程説明したようにネガティブ情報には保存期間が決まっています。
そのため、過去にマイナスなことを起こした人でも、ある程度期間が経てばポジティブ情報となるのです。
もちろんその間に他にもネガティブな情報が出た際には、その情報は記録されています。
ではポジティブ情報ならば、
間違いなくクレジットカードが作れるのかというと、そうでもありません。
ポジティブ情報は確かにネガティブ情報がない人のことですが、全く情報がない人というのも、実は審査に良い影響とはならないのです。
例えば50歳で今までクレジットカードを使ったことがないといった情報があったとします。世間一般的に考えて、その年まで一切使っていないのは怪しいと思われるのです。
過去に金融事故を起こしていたが、保存期間が過ぎたからポジティブ情報となっているだけではと思われるのです。