社会貢献カード
社会貢献カードとは、クレジットカードによって購入した商品の売上から、一部を社会福祉や環境のために使われることを目的として発行されているクレジットカードのことです。
こうしたクレジットカードは、
カード会社と非営利団体が提携して発行されており、売上の一部が寄付される場所は様々です。例えば大学が発行しているクレジットカードでは、利用するごとにその一部が大学の運営のために使われていたり、動物愛護協会が発行しているカードでは動物保護のためなどに使われています。このように社会貢献カードは提携先の団体などによって使われる用途が変わっているのです。
社会貢献カードは提携カードの一部でもありますが、
提携カードはマーケティングを目的として発行されているものも多いです。
例えば家電量販店と提携して発行されているカードでは、利用者の情報をもとにどういった商品が売れるのか、どういったレイアウトをすることでより売上を伸ばすことができるのかなど、戦略的な狙いもあったりするのです。
こういった提携カードはコ・ブランドカードとも呼ばれています。
社会貢献カードを使うということは、募金をすることと同じ意味を持ちます。
外を歩いていてなにかしらの募金活動に協力したことがある人もいるでしょう。
もし日頃から何か協力したいと思っていることがあり、募金をしている場合には、社会貢献カードを作って利用することをおすすめします。
その募金している団体などが発行しているカードがある場合には、積極的に利用することで間接的に応援していることになるのです。
とはいえ、実質的に自分が金銭的な負担をしているわけではないので、お互いにとってメリットがある行為と言えるでしょう。もちろん寄付することが悪いことではありませんが、もし日頃からクレジットカードを使う機会が多いのであれば、こういった社会貢献活動をすることもできるのを知っておきましょう。