クレジットバウチャー
クレジットバウチャーとは、取り消し伝票のことです。バウチャーは英語で、意味としては引換券や割引き券などです。
クレジットカードの利用は色々なシーンで使えますが、海外ではバウチャーシステムを使った決済を利用する人が多いです。
このシステムは、事前に宿泊するホテルや、利用する飛行機のクーポン券などを購入しておく制度のことで、仮にこのクーポン券をなくしてしまった際には、再発行も対応してくれるために、安心して利用することができるのです。
クレジットカードによる決済を利用する人は年々増加しています。そういった人がクレジットカードで購入した商品が、後日納得いかないなどの理由から、商品を返品したりする場合があります。現金での商品にて購入した者であれば、店舗に持参して返品を行い、現金をもらって終了となります。
その際に必要なのはレシートぐらいですね。
ではクレジットカードで決済した場合には、どうするのでしょうか。
当然商品は店舗で購入したものになりますので、店舗に持参することになります。
そして商品を返品して、その代金は店舗から返金してもらうことになるのです。
クレジット決済したことで、後にクレジットカード会社から引き落としがかかりますが、その分の代金を店舗からもらって入金しておくことで、実質負担は0円となるのです。
その際に発行される伝票がクレジットバウチャーというのです。キャンセルした伝票は基本的に赤くなっていますので、赤伝と呼ばれることもあるようです。
このキャンセルの仕組みを利用した詐欺などの犯罪も少なくはありません。
店舗とカード利用者がぐるになってカード会社からだまし取るといった内容です。
店舗としては利用者に対してお金を支払ってもカード会社から代金を受け取ることができますし、実際に販売されていないのに購入したと嘘をつくこともあるのです。