加盟店手数料
加盟店手数料とは、カード会社に対して支払う手数料のことです。加盟店とはカード会社と契約することでクレジットカードの利用が使えるようになることです。
契約をした加盟店はカード会社から無料でCATと呼ばれるような専用の機械を導入することができるのですが、これが一般的に店舗でカードを使うときに通す機械のことです。
この機械があることで、カード決済を瞬時に行うことが可能となっています。
本来は加盟店というのは、カード会社に利用するカードが使えるものかどうかを確認する義務があります。その業務はCATを使うことで自動でカード会社と通信を行って確認を行ってくれるために、加盟店にはこうした機械が必要なのです。
こうしたクレジットカードの利用をするために加盟店契約をするのですが、
もちろん無料で利用することはできません。加盟店はカード会社に対して手数料を支払うのです。その手数料の額は、加盟店の利用状況に応じて変化します。
その金額の計算方法については、2パターンあります。1つは加盟店にてカード利用金額に応じて決まるケースです。契約で利用金額の○%を手数料として支払うと契約で決められますので、加盟店の利用金額に応じて支払う金額が変わります。
例えば店舗で100万円のカード決済があり、2%が手数料だとします。
すると加盟店が負担する手数料は2万円となるのです。
もう1つはカード決済の回数に応じた支払いです。1回の利用につき○円を支払うといった契約となり、加盟店でいくらの金額を利用したとしても、回数で計算されるのです。
例えばA店ではカード利用が1回で100万円あったとします。B店では10回のカード利用で100万円あったとします。1回の手数料を100円に設定してあると、A店は100円、B店は1000円の手数料を支払うことになるのです。このように手数料は各加盟店や契約内容によって、支払うべく金額が変わってくるのです。