加盟店情報交換センター
加盟店情報交換センターとは、日本クレジット協会が運営している機関となっています。JDMセンターとも呼ばれていますが、加盟会員会社からの情報を登録したり、または別の会員会社に対しての情報を提供したりしています。
クレジットカードを消費者が作ろうと思ったときには、当然ながら審査があります。
その審査ではクレジットカード会社がCICなどの信用情報機関に情報の照会を行い、申込者が過去にトラブルなどを起こしていないかを確認します。
これは、カード会社がCICに情報を提供することで、各社間でその情報を共有することができる仕組みとなっていますが、加盟店情報交換センターは、これの加盟店とカード会社による仕組みとなっています。
クレジットカードが店舗などで使えるようになるのは、加盟店契約をカード会社と行うからできるのです。
ただ、店舗はどこでもすぐに加盟店契約をできるわけではありません。
カード会社が契約する前に審査を行い、その結果契約となるのです。
その審査をする上で重要なのが加盟店情報交換センターでの情報です。
加盟店はカード利用を架空に作り上げて架空請求するといった悪質な業者もあります。
また、消費者とのトラブルを多く起こすような店舗もあるのです。
そうした情報というのは情報交換センターに登録されていることが多いので、その情報をもとに審査をします。その結果、過去に問題を起こしているような店舗は審査不合格となり、契約をすることができないのです。
加盟店情報交換センターは、
消費者の保護を目的としており、クレジットカードを健全に多く使ってもらえるようにといった狙いがあるようです。カード会社としても悪質な業者が増えるということは、カードの利用にストップをかける行為となるために、少しでも減らしたいと思っています。
そのために、できるだけ悪質な業者が増えないように審査を行っているのです。
クレジットカード会社にとって、加盟店情報交換センターは大事な情報源となるのです。